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オーストラリア(シドニー)で車を運転する方法

公開日:2015.12.08 更新日:2016.12.16


オーストラリアで車を運転する

オーストラリアでの車の運転について、学生・ワーキングホリデー・観光ビザを対象に概要をまとめました。

なお州によってルールが違うので、ここではシドニーのあるNSW州についてまとめています。
NSW 州の運転免許・道路交通・車両登録・交通違反についてはすべて Road & Maritime のウェブサイトで確認いただけますので、最新情報やご質問はそちらでご確認ください。

オーストラリアで車を運転する

学生・ワーキングホリデー・観光ビザ保持者は Visitor Driver とみなされます。
運転免許ルールは州によって異なり、基本的には日本の運転免許+国際運転免許証で運転できる州と、それプラス英語の翻訳が必要な州があります。

シドニーのあるNSW州で運転をする場合には以下の3つの方法があります。

1、日本の運転免許証を利用する場合

有効期限が切れていない日本の免許証+その翻訳+パスポートがあれば運転できます。運転するときはこの3つを必ず持って下さい。

しかしながら、翻訳はMulticultural NSWの翻訳でなくてはなりません。そのため現地についてから少々手間がかかります。翻訳方法などはMulticultural NSWでご確認ください。

2、国際運転免許証を持っていく場合

有効期限が切れていない日本の免許証+国際運転免許+パスポートがあれば運転できます。パスポートはコピーでもOK。留学やワーキングホリデーの方は、この方法が最も便利でしょう。

現地で車を運転する予定のある方、運転してみたい方は、ぜひ国際運転免許証を日本で用意しましょう。

3、NSW州の運転免許証を取得する場合

永住権がない方でも NSW 州のC 種(普通自動車)またはR種(二輪車)の運転免許を取得可能です。

例えば、日本の普通車の運転免許証を保有している場合は、C 種(普通自動車)が申請できます。申請条件は、有効な日本の自動車運転免許証もしくは過去5年以内に有効期限の切れた免許証を保有していること。

なお、取得できる NSW 州の免許証の区分は、以下のとおり外国の免許証を保有していた期間によります。
・外国の免許証の保有期間が1年未満の場合、P1初心者免許。
・外国の免許証の保有期間が1年以上3年未満の場合、P2初心者免許。
・外国の免許証の保有期間が3年以上の場合、正規免許証。

有効な日本の自動車運転免許証の保有者がC種(普通自動車)を運転する場合、運転技能試験および学科試験が免除され、視力適正試験のみによって NSW 州の自動車運転免許証が取得できます。

実際に免許証申請を行うためには以下のものが必要となります。
・有効な日本の自動車運転免許証
・有効な日本の自動車運転免許証の英文翻訳証明書( CRC 発行のもの)
・パスポート及び有効なビザ
・NSW 州の住所を証明できる書類
・クレジットカードや学生証

パブに入るときなど ID の提示を求められるケースが日常生活で多々あるかと思いますが、パスポートをいつも携帯するのではなく、ID として携帯することを目的に NSW 州の免許証を取得することもオススメです。

なお、これらの情報は変更することもあります。最新情報やご質問は、Road & Maritime のサイトでご確認ください。

NSW州の運転免許証は他の州でも使えるの?

各州で法律が異なりますので、移動先の州のルールに従ってください。例えば、他の州から NSW 州に移動してきた場合について、 Road & Maritime では以下のとおりに規定しています。

州外免許の移動について

NSW 州転入後3ヶ月以内に同州の免許を取得する必要あり。NSW 州の免許は、州外免許の最長5年の有効期限が切れる日までに交付されなければなりません。オーストラリアでは運転免許は1つしか保有できないため、RTA は運転者の古い免許を回収・破棄し、その免許が取り消しになったことを交付した州または準州に通知します。なお、正規免許を受けるためには、州外免許を最低36ヶ月間保有していたことを証明する必要があります。

NSW 州での運転事情について、日本語で情報を得る方法

免許証取得の詳細については 在シドニー総領事館にも解説があります。一度ご確認ください。

http://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/japanese/life_and_safety/driver_license.htm

オーストラリアのガソリン価格

車に乗るのであれば、必ずガソリンが必要になります。

オーストラリアではガソリンはPetrol(ペトロ)と呼びます。アメリカではGas(ガス)なのでご注意ください。

ガソリンスタンドはPetrol Station(ペトロステーション)と呼び、セルフ方式のみです。
シドニー近郊であれば、ほとんどのPetrol Stationは売店も併設しているので便利です。

価格は日本と同じように変動しますが、日本より若干安いことが多いです。

ちなみに価格は毎日変わります。それぞれのスタンドによりますが、週明けの月曜日と週末の木~金が高いです。

給油は火・水がオススメです。

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