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オーストラリアの大学について


uni

オーストラリアには39校の国公立大学と2校の私立大学があります。日本には700校以上の大学があり進学も当たり前になっていますが、オーストラリア人にとって大学は狭き門であり一部の優秀な学生が集まる教育機関です。

その分学生のモチベーションは高く、どの大学でもレベルの高い教育を受ける事が出来ます。大学数が少ないにも関わらず、世界大学ランキングで毎年複数の大学が100位以内にランクインしているのがその証でしょう。

またアメリカやイギリスと比べて留学生の受け入れに積極的であるのも特徴です。アジアを中心に100カ国を超える留学生が学んでおり、学生全体の20%が留学生です。現地の学生だけでなく、世界中から集まる留学生と机を並べ学ぶことが出来るもの魅力です。

オーストラリアにはどんな大学があるの??

居住者の1割は海外からの留学生というオーストラリアですが、大学・大学院となると日本人の留学生がほとんどいないのが現状です。

今後は日本人留学生が増えていってほしいところですが、オーストラリアにはどんな大学があるのでしょうか?Wikipedia の List of universities in Australia (オーストラリアの大学・大学院リスト)がオーストラリアにある40の大学について一番良くまとまっていて見やすいと思います。各大学の詳細はリンク先でご確認ください。

最後にオーストラリアの大学の世界的な評価を見てみましょう。これについても List of universities in Australia にいくつかのランキングが見やすくまとめられています。

いろいろな評価基準があり、どれが正しいとは一概に言い切れませんが、一例として List of universities in Australia にも記載されている Shanghai Jiao Tong University による Academic Ranking of World Universities – 2007 を見てみましょう。日本の大学も出てくるのでご興味のある方は参考にどうぞ。以下の表は List of universities in Australia より抜粋。

2006 and 2007 Shanghai Jiao Tong University’s academic ranking of world universities

National

Rank
2007

National

Rank
2006

University Regional Rank
(Asia Pacific)
2007
World

Rank
2007

1 1 Australian National University 3 57
2 2 University of Melbourne 7 79
3-5 3-5 University of Queensland 10-18 102-150
3-5 3-5 University of Sydney 10-18 102-150
3-5 3-5 University of Western Australia 10-18 102-150
6-7 7-9 University of Adelaide 19-24 151-202
6-7 6 University of New South Wales 19-24 151-202
8-9 7-9 Macquarie University 25-42 203-304
8-9 7-9 Monash University 25-42 203-304
10-11 12-16 Flinders University 43-64 305-401
10-11 10-11 University of Newcastle (Australia) 43-64 305-401
12-17 12-16 James Cook University 65-99 402-508
12-17 10-11 La Trobe University 65-99 402-508
12-17 12-16 Murdoch University 65-99 402-508
12-17 12-16 University of New England (Australia) 65-99 402-508
12-17 12-16 University of Tasmania 65-99 402-508
12-17 not ranked University of Wollongong 65-99 402-508

シドニーの人気大学

以下はシドニーにある人気大学の一部です。なお留学生に人気が高い学部はビジネス・国際関係・IT系学部など。またオーストラリアで盛んな学問として海洋学、環境学、観光学などがあり、こちらも人気があります。また現地での就職に有利であり永住権も狙える会計学、看護学、教育分野も魅力的です。

ニューサウスウェールズ大学

シドニーにあり学生数4万人を超える公立総合大学です。Group8(グループエイト=オーストラリア8大学のこと。日本での東京6大学や関関同立のような名門大学グループの名称です)の一つであり、世界大学ランキングの100以内にもランクインする一流大学です。

西シドニー大学

シドニーシティから東の郊外にいくつかの小規模のキャンパスを構える大学です。学生数は3万人ほどでビジネスを中心とした文系学部があります。
郊外なのでオーストラリアらしいリラックスした環境で勉強したい方にオススメ。TAFEから進学できるプログラムもあり入学しやすいのも魅力です。

入学時期

入学時期は大学のコースによって異なりますが、ファウンデーションコースも含め2月または7月入学が多いです。またオーストラリアの大学進学の準備には時間がかかります。余裕を持って高校3年生の6月頃から始めると良いでしょう。

TAFEと同じく大学進学も、自分の英語力や希望学部の入学日を十分に調査して留学プランを立てる必要があります。

【留学までの一般的な流れ】
□ 6月~9月 大学選びや留学プランの作成
□ 10月 大学出願・学費等支払い
□ 12月 ビザ申請・健康診断
□ 翌年3月  高校卒業
□ 4月  渡豪

入学条件と進学方法

留学生の大学入学条件は現地の学生より簡単です。しかしながら授業のレベルは高く、在学中は多くのレポートやプレゼンテーション・ディスカッションをこなして成績が評価されます。いわゆる入学は簡単ですが卒業するのが難しい欧米式のシステムです。日本の大学とは異なり勉強は大変ですのでご覚悟のほどを。

進学方法その① ファウンデーションコースから進学

現地のオーストラリア人高校生が大学進学を希望した場合、高校2・3年生の時点で大学で勉強する専門分野の基礎を学びます。これは日本の大学1年生で履修する一般教養課程に当たります。そのためオーストラリアの大学では1年次から専門課程を履修し3年間で卒業することが出来ます。※一部理系科目では4~6年の場合もあります。ちなみにこの制度はイギリスやニュージーランドもほぼ同じです。

このように日本とは教育制度が異なるため、日本の高校生が入学する場合には一般教養課程に当たる部分を入学前に履修しなければなりません。これがファウンデーションコース(一般教養課程コース)と呼ばれるものです。

ファウンデーションコースは大学付属である事が多く、希望の専門分野に対する基礎知識や専門的な単語、レポートの書き方、プレゼンテーションスキル、ディスカッション方法など大学の授業に付いていくためのトレーニングを行います。期間は通常1年で、コース修了後は大学1年次から入学することができます。

ファウンデ―ションコースに入学するには、①英語力と②学業成績が必要です。①英語力はIELTS5.5以上、②学業成績は高校卒業と良好な成績が求められます。

また英語力が基準に満たない場合には、大学付属や提携の語学学校からダイレクトエントリーが可能です。例えばビジネスを学びたいけど今は英語力が足りない、、、という場合はまず語学学校で英語を学びます。英語コース→ファウンデーションコース→大学といった流れで進学が可能となります。

こういった留学生を受け入れる体制が整っているのもオーストラリアの大学の特徴です。日本のように入試一発で決まるのではなく、基礎を固めてから段階的に進学することが出来るので留学生には良いシステムです。

進学方法その② TAFEから進学

一部の大学へは、TAFEからも進学(正確には編入)が可能です。

TAFEは大学と比べると基本的な内容から授業を行うので、基礎学力を身につけその後大学へ進学することが出来ます。この進学方法の魅力は2つあります。

1つ目は大学の2年次から入学出来る点です。コースにより様々ですが、ファウンデーションコースから大学へ進学するより短期間で卒業できる場合もあります。

2つ目はTAFEと大学で2つの学位を得られることです。ある程度共通した専門分野であれば、違う専攻で2つの学位を取得しても構いません。
たとえばTAFEで会計コースを学びディプロマを取得。その後大学のビジネスコース2年次から入学してビジネスのバチェラーを取得、といった具合です。
このように2つの学位を持つことは就職活動においても大いにアピール出来るでしょう。

TAFEから大学への進学はD2Dプログラムと呼ばれます。
詳しい内容や費用について以下のリンク先をご覧ください。

英語圏への大学進学を費用面で諦めている人必見!D2Dパターンで学士(大卒)を取得!

大学の選び方

「どこの大学がいいのか?」という質問はよく聞かれます。「永住権が狙える学部があって、とにかく安い大学」という質問もよくありますが・・・

まず、オーストラリアには多くの大学があり、学部によってそれぞれの大学に対する評価も違います。

また、各大学には多くのキャンパスがあり、キャンパスごとに学部の評価も異なります。

この評価について一般的によく参照されるのが The Good Universities Guide です。関心のある方は1冊購入されてはいかがでしょうか?

例えば、2006年度版によると、Accounting コースで一番難易度が高いのは、Macquarie, Sydney, Monash, UTS, Queensland の5校(キャンパス名は省略)となっています。また、昨年発表された Teaching Performance Rankings では、何と? Wollongong が1位です。

世界の大学ランキングに目を向けてみると、The THES の World University Rankings で各大学の位置付けが確認できます。ちなみに2004年度は、オーストラリアの大学でトップは ANU。世界でのランキングは16位でした。

このようなランキングは数多くあり、それぞれで評価基準が異なるので、これが正解!! というものはありません。しかし興味のあるコース、住みたい場所、現在の英語力、入学希望日が決まれば、おのずと選択肢は狭まってくるでしょう。自分の目標が決まれば、おのずと大学も決まってくるはずです。

このような方は、DK留学サービスにご相談ください

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