公開日:2020.04.28 更新日:2020.04.28
シドニーの老舗優良語学学校、SCEが、コロナの影響で５月いっぱいで閉校することとなりました。
先日この学校のオンライン授業のご案内をさせていただいたばかりでしたので、エージェントとしても驚きが隠せません。
さて、在校生はどうなってしまうかというと、ESOS法にのっとり、オーストラリアで４つのキャンパスを持つ語学&ビジネス専門学校IHに転校することが出来ます。
※ESOS(Education Services for Overseas Students)法とは、オーストラリアで勉強している留学生の権利を保護するものであり、世界でも珍しい法律です。
その一つがTuition Protection Service（TPS）（学費保護サービス：TPS）であり、万が一教育機関がコースを実施することができない場合は、留学生に同等の転校先を保証、または学費の返金が行われます。
SCEは語学学校としてはとても優良で歴史も古く、医療英語などコース展開が広く、熱心な教師の多い学校でした。
ただ、週５日対面授業であることが望ましい語学コースに特化していたため、今回の影響をもろに受けてしまったと思われ、良い学校だっただけにとても残念です。
転校先となるIHは専門学校も展開しており、専門コースにはそもそもオンライン授業が組み込まれており、出席による対面授業は週２日ほどです。キャンパスもオーストラリア内に4つあります。
今後も同じように世界中で語学コースのみの学校の閉校が出てくることがあるかもしれません。
語学留学する国をどこにしようか迷っている方は、ESOS法で学生の権利がしっかり守られてるオーストラリアを選ぶ、さらには、つぶれることのないであろうTAFE(オーストラリア公立専門学校)付属の語学学校を選択すると安心かと思います。
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