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2016年7月1日からの学生ビザ変更点と今後の影響

2016.07.02


オーストラリア大使館

7月1日より、オーストラリアの学生ビザのシステムが変わりました。

オーストラリアは留学に対して、ビジネス面を中心に国益になるとし、大切に考えています。

そこで今回の変更の目的は、学生ビザのシステムをシンプルにして、早く便利すること。また留学生の質を上げることも狙いのようです。

この変更について、先日オーストラリア大使館でセミナーがありました。DKスタッフも早速参加!

学生ビザ変更についてのセミナー

具体的な変更点

さて大きな変更点は以下の3つです。

1、これまで多くあった学生ビザのサブクラスを、サブクラス500(学生ビザ)と590(ガーディアンビザ)の2つだけに。

2、ほぼ全てのビザ申請をオンライン化。

3、これまでは国籍によりビザ申請方法が異なりましたが、今後は国籍と通学する学校の組み合わせでビザ申請方法が変わります。

安全な国ほど評価が高く、ビザ申請が簡単になります。学校も同様に、過去の実績が優秀な学校はビザが簡単です。

ざっくりと簡単な表にすると以下の通りです(評価の高い順に1→2→3となります)。

国籍の評価
1 2 3
学校の評価 1 簡単 簡単 簡単
2 簡単 簡単 難しい
3 簡単 難しい 難しい

学校の評価は、ほとんどの学校が2に該当するようです。しかし今後の実績、例えば退学者が多かったりなどの結果によって、定期的に変更します。

国籍の評価については、日本は今まで安全な国との評価なので1に該当すると思われます。

さてその他の細かい点としては、

・ビザ申請時には必ずCOE(入学許可書)が必要になります。

・資金証明を提出する場合のLiving Costが、年間$19,830に変更(ビザ申請者本人)

今後の影響

以上の変更点から、日本人の学生ビザ申請に関しては、、、特に影響がありません。今までと同じビザ申請方法でOKです。

一部の国の方は、オンライン申請が可能になるなど便利になります。良い変更と言えるでしょう。
しかしながら申請書類などはあまり変更なく、ビザ取得が簡単になるわけではありません。ご注意ください。

DKでは日本人だけでなく、在日外国人の方の学生ビザ申請もサポートしています。詳しくは以下もご参照ください。

在日外国人向けのオーストラリア留学サポート

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