公開日:2015.12.28 更新日:2016.10.06
オーストラリアで学べることは英語以外にもいろいろあります。ここでは、日本へ帰国後の就職に活かせるスキルを身につけることができる学校やコース、またオーストラリアで学ぶメリットについてご紹介します。
2002年から、小学校に『総合的な学習の時間』という科目が導入され、その中で英語の授業が始まりました。
さらに2011年からは『外国語活動』という名前で切り離されて英語の授業が必修化されました。※学校によっては英語に限っていないようです。
にもかかわらず『中学校・高等学校教諭1種免許状(英語)』のように国の正式な「小学校英語教師免許」がありません。
そこで英語教育のプロたちがNPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-shine)を立ち上げ、小学校英語指導者という資格を作りました。現在では J-Shine は日本で最も大きな「小学校英語指導者資格」の認定機関となっています。
さて、現在必修化された小学校5・6年生における『外国語活動』の授業をを誰が担当するかは各自治体にまかされており、
など様々です。
まず担任の先生が担当する場合、英語教育においてはプロではないので手探り状態でやっているのが現状です(小学校の先生になるための教職課程には、英語がないため)。
ALT(assistant language teacher)とは外国人指導者のことですが、彼らはワーホリなどで日本に来ているイギリス人などもともと教師ではない方が多く、授業が上手でない、また給料も高い、など毎授業来てもらうことはなかなか難しいようです。
そこで今後は「小学校の担任の先生」と外部人材の「J-shine資格者」の2人での授業・指導を進めていくパターンがさらに増えていくと予想されています。
※ちなみにDK東京オフィスのある東京都足立区では、J-shine資格者が外国語活動アドバイザーとして区に月給制で雇われ、いくつかの小学校をかけもちで担当しています。毎週1時間ある外国語活動のうち、アドバイザーが加わるのは3回に1回程度とのことです。自治体により雇用形態は異なるので、ご自分の住んでいる地域でご確認下さい。
そもそも『英語を教える』仕事に必ずしも資格が必要だという訳ではありません。しかし『指導できる』ことをきちんと証明する資格を持っているにこしたことはないですし、その中でもJ-shineはかなり認知度の高い資格です。
小学校で教えるには、資格取得後、
などの方法で求人を探します。
しかしながら上記のように小学校における外国語活動の担い手は各自治体によって違うので、かならずしも小学校での仕事があるわけではありません。
職種:小学校外国語活動アドバイザー
対象:小学校学習指導要領に基づく外国語活動の指導が出来る英語力(英検準1級またはTOEIC730点程度)があり、指導計画作成および授業の実施に関して助言が出来る知識や経験がある方。
勤務内容:小学校外国語活動の授業支援など
勤務時間:年間205日(原則週5日、1日7時間<午前8時30分から午後4時30分>)
報酬:月額20万円(交通費あり)
募集人数:若干名
※2014年東京都足立区の広報に掲載されていた募集より抜粋。常に募集しているものではありませんので例としてご参照下さい。実際の募集は各自治体にご確認下さい。
小学校での英語教育が始まったばかりの現状では、上記のような小学校の求人はまだまだ少ないようです。
そのためJ-shine資格の活かした就職方法として、民間の英会話教室などに勤務する方が多いです。例えば以下のよう方法があります。
月給制で安定した仕事をするというふうにはなかなか至らないことが多く、パートタイムで掛け持ちをする方も結構いますが、子供がと英語が好きな人にとって大変やりがいのある仕事であることは間違いありません。
例えば「フォニックス」。英単語の発音を学ぶ方法のひとつで、英語圏の子供はこのフォニックスで英語の読み方学びます。フォニックスでは、ABCはエービーシーでなく「ア・ブ・ク」と読みます。DOGは「ドゥ・オ・グ」つまりドッグ。基本的な読み方を学び、色々な例外・ルールもあるので並行して学んでいきます。テンションの高い講師陣のもと、ゲームやカードを用いた実践的な内容の授業はとてもハードだけど楽しいものですよ!
また実習もあり、オーストラリアの幼稚園や小学校でアシスタントとして働くこともコース期間中に含まれています。現地の学校は校内でお菓子が売っていたりと大変自由な雰囲気。子供たちも積極的に発言しています。日本の小学校とは全然違う、いいところも悪いところも実際に見て比較できるので、今後教える際の経験として必ず役に立つでしょう。!
※シドニーでは子供に関わる仕事をする場合、Working With Children Checkの申請を行います。申請には2つの身分証明証が必要であり、一つはパスポート、もう一つはの現地の銀行口座になります。観光ビザで留学予定の方も、現地の銀行口座を開設しますのでご注意ください。
詳細はブログ記事「シドニーでJ-shineコース受講する方必須 Working With Children Check」をご参照ください。
J-Shine資格は日本で取得することも出来、費用(授業料)もシドニーで取得する場合と大きく変わりません。
日本で取る場合は、大手英会話教室に通いますが、一般的な英会話の授業に資格用の授業が組み込まれているコース編成で、資格取得までに一年程度かかります。または通信教育ですが、机上での勉強で実際に教える技術が身に着くか疑問です。
一方シドニーでJ-Shine資格講座を受講する場合、現地での実習も含め、6週間みっちりロールプレイングや実践的な授業なので、終了後すぐに英語を教えられる技術が身に付きます。※カセットデッキ一つあればいつでもどこでも授業が始められる技術と言われています。また就職の面接では模擬授業を求められることもありますが、落ち着いて対応出来るでしょう。
つまりシドニー受講のメリットは『短期間で』『実践的な』技術を身につけることができるところです。また、外国で生活しながら勉強するので、異文化経験(エクスチェンジ、地元のオーストラリアの人達との交流、日本語以外の言語体験、ホームステイなど)が積めるのももう一つの大きな魅力です。
La Lingua(ラ・リングア)は、シドニーシティー、タウンホール駅そばの語学学校。
会話中心の授業で人気。いろいろなシチュエーションで実際にオージーが使う英語のフレーズやイントネーションが学べます!!
ih (International House Sydney – Teacher Training & Professional Centre、インターナショナル・ハウス・シドニー ・ティーチャー・トレーニング・アンド・プロフェッショナル・センター) は、シドニーシティー、タウンホール駅近くの語学学校。
この学校にはネイティブ向けの英語教師養成コースもあり、本格的に英語教師養成コースで学びたい!! という方には TESOL (英語教師養成)コースがオススメ!!
LETS (レッツ)はシドニーシティーのタウンホール駅近く、J-shineが取得できる児童英語コースで人気のある語学学校。
J-shineを取得できる児童英語コースは非常に厳しいですが、最短6週間で取得可能。パートタイムの英会話コースや日本語教師養成講座もあります。
それぞれ特徴があるので、迷っている方はDKまでご相談ください!!
時期によっては学費キャンペーンを行っていて、お得に通える学校もあります!!
DKではオーストラリア中のあらゆる学校を手配出来る留学代理店ですが、実はDK東京オフィスのスタッフはシドニーのJ-Shine資格講座がある語学学校のスタッフとして勤務していたことがあります。
J-Shine取得を取得できる学校の知識はどの代理店にも負けないと自負しています!
また、ご自分で直接シドニーのJ-Shine講座のある学校を申し込むことも出来なくはありませんが、DKを利用して申し込めば出発前・出発後のあらゆるサポートが付いてきます。
もちろんDKで申し込んでもかかる費用は同じ(学費だけ)です。直接ご自分で手配するメリットは一つも無いと思いますので、ぜひDKをご利用下さい。
J-Shine資格を目指そうと思った方は、お気軽にカウンセリング(来社または電話)をご予約下さい♪
その留学代理店は本当に現地の学校のことを知っていますか?
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シドニー中の学校・ワーホリ事情を知り尽くしたDK留学サービスにはメジャーからマニアックまでさまざまなコースや働き方の
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