コラム
2015.12.15
相手の国の青少年を相互に受け入れるのがワーキングホリデー(ワーホリ)制度です。
ワーホリ制度は日本とオーストラリアとの間で1980年に始められ、協定を結ぶ相手国が増えていっています。
1980年にオーストラリア、1985年にニュージーランド、1986年にカナダ、1999年から韓国とフランス、2000年にドイツ、2001年にイギリス、2007年にアイルランド、2007年にデンマーク、2009年に台湾、2010年に香港とニュージーランド、2013年にノルウェーと日本とワーホリを相互に行っている相手国は増えていっています。
2009年からはイギリスは期間が2年までに延長されています。
ワーホリビザは観光ビザなどと違い自由度が高いのと引き換えに年齢が限られているものです。
留学・学生ビザ、就労ビザにはほとんど年齢制限はありませんが、ワーホリは基本的に18歳から30歳の青少年限定のビザになっています。
相手の国のどこに滞在してもいいものですし、どこを旅行してもいいビザですし、ワーホリ期間中であれば相手国で仕事をすることも出来ます。
仕事をするためだけにワーホリを取得することは出来ませんが、決まった期間は働くことを許可されるので、滞在費や生活費を稼ぐのは条件はありますがOKなのです。
ワーホリで人気が高い国はオーストラリアです、オーストラリアの高校生は第二言語学習では日本語や中国語を選択することができ、オーストラリアには日本人観光客も多く、日本人観光客向けの仕事を探しやすいメリットもあります。
ワーホリ期間は通常1年ですが、オーストラリアは農場で3カ月働くと、2年目のセカンドワーホリの権利を得られます。
2年間のワーホリはオーストラリアとイギリスだけでしか認められていません。
オーストラリアが人気なのはやはり過ごしやすい気候だからということ。
日本からの時差もほとんどなく、季節が逆ということも理由のようです。