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コラム

ワーホリでオーストラリアへ行った場合の就労(アルバイト)の実情

2016.09.09


sushipic

オーストラリアへワーホリを利用して渡航しようと思ったら、就労を考える人が多いでしょう。なんといってもWorking(働きながら) Holiday(休暇をとる)ですから。

漠然と、オーストラリアに行ったら適当に探して働けばいいや・・・。
こんな風に考えて放浪の旅のようにかっこよく考える人もいるかもしれませんね。

でも放浪の旅はそれはそれで思い出に残るかもしれませんが、やはり現地に行くと現地での生活(お金)が必要になってきます。十分な資金があるならもちろん働かずに一年を過ごすことができます。

しかしワーホリビザとは、海外で働けるたいへん貴重なビザなのです。しかも時間無制限で。学生ビザでは週20時間までですし、観光ビザでは働けません。お金がある人でも、人生経験を積むためにも、ぜひとも働いてほしいものです。

さて、働くと決めたら職探しを始めましょう。多くの人が、『オージーの同僚スタッフに囲まれて働いていくうちにたどたどしい英語がだんだんと流暢になって行く・・・♪』という充実した就労ライフを想像するかもしれません。

しかし、そんなに甘くありません。自分は外国人なのです!自分が選ぶというより、自分は選んでもらう立場だということをより強く自覚しておく必要があるのです。

私(DK東京スタッフのO)は日本の某飲食店勤務の経験がありますが、たまにたどたどしい日本語で外国人からアルバイトをしたい旨の電話を受けることがありました。
しかし、日本人からの応募もたくさんある中、ちゃんと日本語が話せない人の採用は電話の時点でお断りしていました。
一方、近所のローソンでアルバイトしている南米系の学生?アルバイトはなんともきれいな発音で日本語を話す上に、敬語もバッチリ使えるのです!

外国人でも日本語が話せれば問題ありません。
同様に、日本人でも英語が流暢に話せるなら仕事はいくらでもあります。勤勉で知られる日本人ならなおさらです。

しかしワーホリに行きたい理由の第一位は『英語をはなせるようになりたい』です。もちろん、すでに流暢に英語を話せる人は皆無と言えます。

ではオーストラリアではどこで働けるの?となりますが、あるんです。

それは日本人が経営する日本食レストランで、それはもうたくさんあります。しかも料理やサービスの質が高いので大人気。
客はオージーがメインで、その味やサービスを求めて大繁盛しています。

こんな店ならいつも求人があり、英語力がほとんどなくても採用してもらうのは簡単です。
オーダーを取るくらいの英語力があればホールスタッフとして、なくてもキッチンハンドとして、日本人のオーナー・上司・同僚に囲まれて、英語を全く使わずに働くことができるからです。
このような理由からワーホリメーカーは最初に日本食レストランで働くことが多いです。

もしくは日本人が経営する日本人相手のお土産店など、まるで日本と変わらない日本語に囲まれた環境で、就労している人がたくさんいるのです。

だったら『就労の中で英語に触れて英語力を伸ばそう!』という計画はあきらめるしかないのか・・・。そんな必要はありません。だって自分でオーストラリアで英語を話せるようになるぞ!と、決意を持って行くんですよね?

だったら日本にいるうちから、できる限りの英語の勉強をして行き、すこしでも英語環境のととのった就労先で働くことを目指しましょう。

例えば韓国人オーナーが経営する日本食レストラン。英語力がちょっと低くても『日本食について詳しい』という強みがあって、求人難な店であれば案外雇ってもらえます。
上司・同僚が韓国人、客がオージーとなれば、共通語は英語のみ。『働いていくうちにたどたどしい英語がだんだんと流暢になって行く・・・という充実した就労ライフ』も夢ではありません。

また、あなたがワーホリでホームステイをするという場合には、ホストファミリーと親密になれば、『友人(オージー)がやっている和食屋さんで急きょ人を探してるんだけど・・・』などと思わぬ職探しの手助けとなってくれる場合もあるかもしれません。

それと大事なのは人脈。語学学校で出来た友人が帰国することになり、働いていた店から『だれかいい人いない?』と言われ、紹介してもらう。この『紹介で仕事をゲットする』パターンは結構多いです。

英語環境の仕事探しに必要なのは一に英語力、二に人脈だと思います。

なので、ワーホリに行く前は出来るだけ英語力(主に聞く力)を高めておき、ワーホリ開始後通う語学学校で多国籍の友人を数多く作ることが、ワーホリの就労環境を良くする最大のポイントとなります。

日本人の少ない学校は例えばコチラ⇒AICE

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