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コラム

ワーホリに行く前に絶対にするべき公的手続き

2016.09.10


 

 

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オーストラリアへワーホリに行くことになりました。さてあなたは何をすればいいのですか?

こう聞かれるとたしかにワーホリって観光ではないのだから、いろいろとしておかなければいけないことがたくさんありますよね。
そのしておかなければいけないことの一つが、公的手続きなのです。

オーストラリアなどへワーホリで、1年程度日本を離れることが決まっている場合には、自分が現在住んでいる地域の役所に、海外転出というのを届けることで、国民年金の支払い義務がなくなり、公的健康保険も脱退できるのです。

まあ考えてみれば当然といえば当然ですよね。
だって国民健康保険などに加入しても、外国・・・オーストラリアなどへ行ってしまうと、
その期間は保険は利用できないのだから、停止してもらうのが当然といえますね。

でも実は日本の国民健康保険って、オーストラリアなどでの治療にも利用は出来るんです。
ただ、医療費をいったん現地で全額負担で支払い、日本に返ってから国民健康保険などの窓口に何種類もの申請書や診断書、明細書、またその日本語訳、領収書原本などを提出して清算する必要があります。その書類の中には病院や医師に書いてもらうものもあり、その費用もかかります。詳しくはコチラ

よって、ワーホリ中の医療費を国保で賄おうとするのは現実的ではありません。
保険料ももったいないので脱退して行っていいと思います。
その代わり、出来る限り海外保険に加入して病気や怪我には備えましょう!!

年金に関しては、あくまで本人任せになりますが、海外に行くのだから払わなくても良いです。
ただしその分単純に将来もらえる額が減りますから、よ~く考えて自分で判断しましょう。
さらに気になるのは、払っていない期間に障害になっても障害年金がもらえないこと。
メリット・デメリットを考えて継続するかしないか決めましょう。

その他注意しないといけないのが住民税ですが、住民税と言うのはいわずと知れた、1月1日時点で日本にいる人に課税されますが、海外への転出を済ませた場合には、1月1日時点でオーストラリアにいれば、住民税はかかりません。逆に、1月1日の夜便で日本を出発し、1月2日にオーストラリアに着いたら、その年の日本の住民税がかかってしまうということですね!収入が高かった人は住民税も高いはずですから、年内に渡豪するのがベターですね。ちなみに年収300万円の方の住民税はざっくりと12万円、年収500万の人は24万が節約できてしまうんです!

※ごくわずかな限られた市町村ですが、ワーホリを旅行と考え海外転出とは認めず、住民票を抜かしてくれないところがあるようです。ご自分のお住いの管轄の役所に各自ご確認をお願いします。

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