コラム
2016.10.15
オーストラリアへワーホリに行く目的は『海外で働いてみたい』『海外で生活をしてみたい』『日本を離れたい』『資格をとりたい』など人それぞれですが、なにより最大の目的は英語力を上げることではないでしょうか?英語じゃなくてもよければ他に韓国やドイツ他10カ国にワーホリで行けますからね!その英語ですが、身につくかどうかというのは、結局のところ本人のヤル気ではなく、環境によると思うんです。
せっかくわざわざ外国に行っても英語を学べる環境になければ、英語力はなかなか身につきませんよね。英語を学べる環境とは、英語を使わざるを得ない環境のことです。そしてその環境は、外国に行けば当然あるものではなく、作らないとないものなのです。
ワーホリから帰ってもあまり英語力が身についていない人が結構いるのはどうしてでしょうか?
それは、ワーホリは英語を使わなくても日本語だけで十分できてしまうからなのです。
特に都市部には日本人が多くいます。日本人だけで構成されたシェアハウスや、英語が全く話せなくても働ける職場があちこちにあるのです。
そこでオーストラリアにワーホリに行った時、どうすれば英語力がより身につくのか考えてみると、まずはできるだけあえて母国語・・・日本語を話さないように自身で工夫してみる。実際にネイティブとの会話を繰り返す。これらが出来れば、帰国する頃にはオーストラリに来た直後と見違えるほどの、英語力が身についているんじゃないでしょうか?
語学力を上げることは、体を鍛えることにたとえられると思います。4つのレベルに分けて考えてみましょう。
①日本人学生の多い語学学校で学ぶ
最も負荷の低いトレーニングです。先生も『英語が出来ない人』という目線で対応してくれるので、わかりやすく何度でも教えてくれます。そしてクラスに日本人が多ければ休み時間や放課後ついつい日本語を使ってしまいます。『自分は意識を高く持って日本人と付き合わない!』などと決意しても、人間、楽な道(日本語)が用意された環境ではなかなか実践が難しいですし、あまりストイックにしていると日本人学生の中で浮いてしまうかもしれません。この状況はトレーナーがついて、休み休みトレーニングしている状態。
②日本人の少ない学校で学ぶ
学校に日本人がいなければ休み時間も放課後も英語環境。ただ、周りも英語が不得意だから学校に来ているのであって、お互いゆっくり、言い方を変え一生懸命伝え合おうとします。分からなかったら何度でも聞き直してもお互い様。この状況はトレーナーが付いて、マシンの負荷も調節しながら鍛えている状態とでも言えましょうか。
③ノンネイティブと付き合う
シェアハウスやアルバイト先では英語を母国語としない人との付き合いも多いと思います。共通語は英語だけですから、意思の疎通は英語です。お互い文法も発音も完ぺきではありません。もうトレーナーは付いていません。お互い正解を知らない中でのやり取りとなりますので負荷は高いけど思うようには鍛えられないかもしれません。ただし!伝えよう、理解しようという力、また物おじしない、伝わればいい!という勇気はかなり育まれるでしょう。
④ネイティブと付き合う
オージーがオーナーのシェアハウスに入居・ローカルの職場でアルバイト・イギリス人だらけのファームで働くなどが出来れば最高のトレーニングになるでしょう。先生ではないのですから、よほどのもの好きでない限り、会話していく中で『今の文法違うよ』などとは教えてくれないし、何度も聞き返したりしていてはめんどくさがられるかもしれません。だから会話していて分からなかったことは後で自分で調べたりして、『あの時こんなこと言ってたんだ!』と理解し、次に会ったとき使ってみるなどして、実践を繰り返します。そういった環境は非常に負荷が高く、鍛えられるでしょう。
オーストラリアにワーホリに行くということは、頑張れば④の環境に身を置けるということなのです。
①⇒ジャパレスでバイト⇒帰国 という最悪のパターンを避け、
②⇒③⇒④というルートでワーホリ生活を送れれば、ワーホリへ行く最大の目的、『英語力を伸ばす』を果たすことが出来るでしょう。
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