コラム
2015.12.16
若い頃は、「今しか出来ないんだから!」なんて言われても全然その意味を分かってなかったなあ、と最近になってつくづく思います。
いくつになっても出来ることはもちろんたくさんあるけど、ある年齢でないとできないことだってあります。ワーホリなんてその最たるものじゃないでしょうか。
ワーホリ、ワーキングホリデーとは若者の国際交流を目的とした制度です。
18歳から30歳まで(一部の国では25歳)の若者がオーストラリア、ニュージーランドを始めとした多数の国に一定期間観光や就労で滞在することを許可するもの。
この場合の就労は、就労メインでの渡航はNGであくまで「滞在中の費用をまかなうため」に限られます、念のため。
ですが、他の観光や商用、留学などのビザと違ってとんでもなく自由なビザなのです。この年齢のうちにチャンスがあるなら、是非ともトライしてみて欲しいものです。私もこの頃、この制度をもっと良く知っていたらなあ…と今頃思います。海外での体験とはすばらしいものなのです。
と、いうのも、私自身幼い頃に親の仕事で渡米していたということがあります。
ほんの数年間でしたし、小さい子供でしたが色々な事を沢山覚えています。それくらい衝撃的だったんでしょうね。
しかし、恐らくその衝撃度は現地の学校に放り込まれたから、と言うこともあったんじゃないかなと思います。そう、赴任地は田舎だったために日本人学校がなかったんですね。厳しいこともあった(ような気がする)けれど、その分沢山の良い刺激がありました。
ワーホリから話が少しずれてしまいましたが、なんでこの話になったかというと
ワーホリの失敗談としてせっかく憧れのオーストラリアやカナダへ行ったのに、結局語学力が変わらないまま帰ってきてしまった、と言うケースがとても多いからなのです。
というのも、語学学校に通いながらのワーホリで、日本人の沢山いる学校だったのでどうしてもそことだけのおつきあいになってしまい、生きた外国語にあまり触れる機会がないまま過ごしてしまった、というもの。
もちろん、現地の空気に触れると言うだけでもとても良いことなのですが、せっかく幾度とないチャンスなのでここはぜひとも成果が欲しいところですよね。
ワーホリをサポートしている会社は沢山あり、そういったところで語学学校を紹介してくれたりもします。その時、日本人の数が少ない、または日本人スタッフが少ないなど英語力アップに結びつく環境を紹介してくれるところもあります。ぜひぜひ活用して、人生で一度きりの時期を意義ある物にしてくださいね。