コラム
2015.12.16
オーストラリアのワーホリは、男女問わず18歳から30歳までが利用できる特別な査証(ビザ)です。
特別だというのは留学や就業という目的でなく利用できるビザだからです。
留学のためのビザでも就業でのビザでもありませんが、オーストラリアで語学学校に通ったり、アルバイトをして生活費を稼いだりすることが可能なのです。
普通、観光ビザは期間が1年ということはなく長くても3ヶ月程度のものです。
ワーホリのビザは18歳から30最までなら、入国して1年間はアルバイト等をしながら、オーストラリアに滞在できるのです。
注意しなければいけないのは、17歳では取れないということと、31歳になってしまうと一生権利を失うということです。
両国の相互理解を若い人にという目的のビザであるため、31歳の人はもう若いという範疇には入らないということです。
オーストラリアでワーホリを利用できるのは1度だけ、ワーホリはオーストラリア以外の国もあるので、オーストラリアの後はカナダにワーホリで出掛けるというのはもちろんOKです。
日本の大学で留年するなら、ワーホリを利用して大学入学してから準備を始めて、休学の手続きを行い在学中にオーストラリアで1年間過ごすというのももちろん計画としてはありです。
日本はワーホリの協定をオーストラリアだけでなくニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、中華民国、香港、ノルウェーの12カ国と結んでいます。
ワーホリビザは年度が毎年7月1日から始まります翌6月30日までを1年としてカウントして、1年間のワーホリビザの総発給数が決まっていて、定員を超えることはないと言われていますが、早めに取っておくのが安心です。
オーストラリアへワーホリを利用して渡航している人は多く、世界中の若者がオーストラリアに集合しているのは、オーストラリアが安全な国で、観光立国というイメージが強いからでしょう。