コラム
2015.12.12
ワーホリは略した場合の言い方で、正式にはワーキングホリデー (Working Holiday) といいます。
オーストラリアのワーホリが有名で人気なのは、安全なイメージがあるからだと思いますが、そもそもワーホリ制度を2国間で取り決めを始めた最初の国がオーストラリアなのです。
オーストラリアは広い大地に美しい自然のイメージと、コアラやカンガルーといったオーストラリアにしかいない動物など、観光国のイメージが強いのも人気が高い理由です。
多くのオーストラリアの固有種を守るために厳しい検疫を行っていることも有名で、高山植物から熱帯雨林までさまざまな生物が生息しています。
もともと移民政策を取っていて、オーストラリアの人の大らかさは有名です。
ワーホリ協定を結んでいるのは他にもカナダやニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランドがありますが、対象国の中でもずっと高い人気をキープしています。
ワーホリは普通の旅行と違って期間中にアルバイトが認められています。
もちろん、アルバイトをせずに過ごすことも可能ですが、生活費をアルバイトで補充しながら長い期間を過ごすことが出来るのです。
オーストラリアのワーホリを選択する人は語学留学という形を取る人が多いようです。
ワーホリ滞在期間中は自由な行動がとれるので、アルバイトをしたりボランティアをしたり、オーストラリアを旅行して回る人もいます。
若者を対象に2国間で協定を結んで、最長1年間相手の国の文化を学びお互いの友好関係を育てようというものですから、なにをしてもいいという自由度があるのです。
オーストラリアからも地理的にさほど離れていない・時差が少ない・季節の逆を利用して楽しめるという理由からたくさん日本にワーホリを利用して若い人が訪れています。
日本語学校で学ぶ外国籍の人の中でもオーストラリア出身の人は、英語圏からの国の人の中では毎年トップクラスになっています。